予防接種を希望される方へ

当院では、地域の皆様の健康を守るため、各種予防接種を実施しております。

当院で行う主な予防接種

  • インフルエンザワクチン
  • 麻疹ワクチン
  • 風疹ワクチン
  • MRワクチン(麻疹・風疹)
  • 肺炎球菌ワクチン 等々

尚、記載のないものにつきましても、まずはお気軽にご相談下さい。

予防接種を受けることができない方

  • 明らかに熱のある方。
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方。
  • 予防接種に含まれる成分によって、アナフィラキシーを起こしたことが明らかな方。
  • 麻疹、風疹の予防接種については、妊娠していることが明らかな方。
  • 1ヶ月以内に麻疹、風疹などにかかったか、予防接種を受けた方。
  • その他、医師が不適当な状態と判断した場合。

予防接種の副反応について

注射部位が、赤くなったり、はれたり、痛んだりすることがありますが、通常2~3日のうちに治ります。
また、軽度の発熱やだるさ、寒気などがある場合もありますが、通常2~3日で治ります。
いずれの場合も、気になる症状などがございましたら、ご遠慮なく医師や看護師にご相談下さい。

インフルエンザの予防接種について

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。
インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみなどをすることにより、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。

インフルエンザの予防は基本的にワクチン接種を受けることで、且つ、インフルエンザにかかってしまった場合の重症化防止の方法としても有効とされています。
インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまで約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。毎年の流行期間が12月~3月ですので、早めに接種されますと効果的です。
尚、2回接種する場合、2回目は1回目から1~4週間あけて接種します。

インフルエンザにかかったかも?と思ったら

当院では、インフルエンザウイルスに感染後24時間以上経過していれば、90%以上の感度で検査可能な迅速診断キットを導入しております。

インフルエンザの治療について

インフルエンザの典型的な症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、のどの痛み、咳、鼻水などもみられ、普通の風邪に比べて全身症状が強いのが特徴です。
いわゆる「風邪薬」と言われるものは、発熱や鼻汁、鼻づまりなどの症状をやわらげることはできますが、インフルエンザウイルスや細菌に直接効くものではありません。
単なる風邪だと軽く考えずに、早めに受診するようにして下さい。

現在、インフルエンザ治療に対しては、内服薬、吸入薬、点滴があります。患者様の病状に合わせた治療選択を心がけております。