アレルギー・花粉症

アレルギー疾患について

昨今、生活環境の変化や職場・学校などでストレスにさらされる機会が増えるなどの影響により、アレルギー疾患を発症される患者様の数が年々増加しています。
そして、咳喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症などは特にその傾向が顕著となっています。

アレルギー疾患の原因と予防

体質的な原因

吸引物(ハウスダスト、花粉、ペットの毛、カビなど)
食事(牛乳、卵、鯖、蕎麦など)

環境的な原因

タバコの煙、排気ガス、風邪などのウイルス、ストレスなど


その他にも多数の原因がありますが、いずれもそれぞれが複合的に絡み合い、アレルギー疾患の原因となります。
その上で、以下はあくまで一例ですが、アレルギー疾患はその原因に触れない環境作りと、アレルギーに対する免疫をつける身体作りを心掛けることが大切です。

  1. 部屋をこまめに掃除する
  2. タバコを吸わない
  3. アルコールは適量にしておく
  4. 適度な運動をする
  5. ビタミン類やミネラルを多く含んだ食事を摂る
  6. 鮮度の落ちた魚介類は食べない
  7. 食品添加物はなるべく避ける

ライフスタイルを改善することは、生活習慣病の予防にも繋がりますので、ぜいひ一度、ご自身の生活を見直してみては如何でしょうか。

咳喘息について

咳喘息は、気道の過敏性(刺激に対する反応性)が進み、咳が出るようになります。
気管支喘息のような、ヒューヒューぜいぜいといった息苦しさを自覚することはありませんが、慢性的に咳が続き、気管支喘息の前段階とも位置づけられ、場合によっては気管支喘息に移行する場合もありますので、注意が必要です。

尚、咳の原因が風邪やアレルギーではなく、実は心臓の病気が原因になっていることもあります。
この場合、当然ながら咳止めや風邪薬の内服ではそのような症状は改善しません。

もし薬を飲んでも治らない咳や息切れ、動悸など胸部症状が続くようなら、循環器内科を受診して下さい。単なる風邪なのか、肺炎や咳喘息なのか、アレルギー疾なのか、あるいは心臓疾患なのか適切に診断し最適な治療方針をご提案致します。

循環器内科の詳細についてはこちらから »

アレルギー性鼻炎について

アレルギー性鼻炎は概ね大きく二つに分かれます。
一つは、ホコリやダニが原因の通年性アレルギー鼻炎です。そして、もう一つが、スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉が原因の季節性アレルギー性鼻炎です。
尚、通年性アレルギー鼻炎の場合、花粉の飛散期に症状がさらに悪化するケースもあります。

細菌やウイルスなどの異物が体の中に侵入した場合の身体の排除システムが「免疫」です。
そして、身体が異物とみなして免疫が過剰に反応する状態が、アレルギー性鼻炎です。また、花粉は無害なものですが、身体では異物とみなされて免疫が過剰に反応する状態が、いわゆる花粉症です。

花粉症について

花粉症とは、スギ、ヒノキ、シラカンバ、ハンノキ、ヨモギといった植物の花粉が鼻や目の粘膜に触れることによって発作性のくしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどの一連のアレルギー症状を言います。
原因物質としては、日本ではスギが多く、花粉症の約70%がスギ花粉症と言われています。症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりのアレルギー性鼻炎と目のかゆみ、充血のアレルギー性結膜炎が生じます。 花粉症は、その年に飛散する花粉数によって症状の強さが変わり、また、症状もくしゃみ・鼻水がつらいタイプと鼻づまりが強くなるタイプに分けられます。

花粉症の治療

花粉症の治療は、内服薬、点鼻薬、点眼薬などを症状に応じて、組み合わせて使用します。
作用別には、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、局所ステロイド薬、局所血管収縮薬などに分けられますが、抗アレルギー薬などは、一定の効果がでるまでに時間がかかることから、症状の出始める前に治療を始めることが大切です。